疲れがたまるマッサージを受けたケーララ旅行【6日目】
旅行を終えて今朝からマイソールに戻ってきたけど、ノスタルジーを感じましたね。
そう感じる自分がいたことに不思議な気分を覚えたし、
そう感じる街に、自分の中ではなっていたんだなぁと思えて嬉しくなった。
そんな不思議な感情を、まだ肌寒い明け方の街中で噛み締めました。
アーユルヴェーダを体験してみた。
ケーララに行くことが分かってからアーユルヴェーダを体験してみたい、と強く思ってた。
初めて耳にする人のために簡単な説明をすると、
アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命科学」という意味で、五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。
その医学体系を私たちの生活にも取り入れやすい形にした健康法が、「生活の木」が提案するアーユルヴェーダです。
瞑想やヨガ、オイルマッサージ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などで、毎日の生活に取り入れて、病気を予防し、心と体の健康を保つことを目的としています。
本当は何日も掛けて、体内の毒素を排出することを目的としてて。
伝統医療ってあるように、病院等で受けるのが一般的なよう。
たまたま近くに、地元で有名な場所があったので電話してみたけど、なんと2週間待ち\(^o^)/
ホテルの受付の人にも聞いてみて、他の場所で簡易のオイルマッサージだけ受けられることに。
正直、ツッコミどころが多すぎて、疲れがたまるマッサージでしたね。
もう受けたくない笑
後半はきわどい内容盛りだくさんですね。
今回使ったオイル。読めません。
期待と不安を胸にしながら診察を受けて、案内されたのがこちら。
台の上に乗るのは予想してたけど、左側の布、なんだか分かります??
ふんどしですよ?
ふんどし。
インドに来てふんどしを履くことになるとは。笑
まあオイルマッサージだし、初めてだけど履いてみました。
まずは頭皮マッサージから。
オイルを頭にかけて、髪の毛を引っ張られます。
たまに指で押してくれるけど、髪を引っ張ることで頭皮に刺激を与えるのがメイン。
髪の毛がふさふさな家系じゃないから止めて欲しかった。
その次は、台の上に仰向けになってマッサージを受ける。
けどね、指圧とか全然しないんですよね。
手の平でさする感じ。
ツラかったのが、指先でサッーっと肌の上を撫でるような動き。
なるべく肌を触らないようにしてるんじゃないかと思えるぐらい、さーっと撫でるから、こそばゆく感じて仕方ない。
背筋がめっちゃゾワゾワしました。
しかもくすぐったいって英語でなんて言うのか分かんなくて。
ただただ苦行の時間でした。
まだ序の口だったんですけどね。これ。
その後は乳首の周りを円を書くようにして、さすられたり。
この辺りで我慢できずに笑っちゃいましたね。
別にそれがくすぐったかった訳じゃなくて。
「なんで俺、インドに来て、インド人のおっさんに乳首の周りをさすられてるんだろう??」ってふと考えちゃって。
仰向けでマッサージしたら当然、次はうつ伏せ。
そしたらふんどしのヒモは解かれるし。
「なんで俺、インドに来て羞恥プレイを受けてるんだろう??」って考えたり。
太ももをマッサージされるときは、指先があたるんですよ。
何に?って「ナニ」に。
なんで俺、インドに来て、インド人のおっさんに息子を触られてるんだろう??
誰か教えて欲しい。このやるせない気持ちを。
まあ男性ならより正確に理解してくれると思うんですが。
想像しただけでもゾワゾワする感覚が。
*こんな感じのちゃんとしたマッサージもありましたよ??
僕のマッサージに対するイメージが「ちょっと痛いけど気持ちいい」というのがあるのが大きいかな。
くすぐられてるように感じる時間の方が確実に長くてツラかった。
このリンク先の画像に、白い袋が写ってますよね?
この中にはパウダーが入ってます。
オイルを熱して、このパウダーが入った袋に付けて全身を擦られます。
ちょっと熱いけど、心地いい温度なので心配しなくても大丈夫。
マッサージの後がこの作業だったけど、結構気持ちよかった。
最後は、サウナに入って汗を流して終わりでした。
といっても日本で入るようなサウナはないので。
黒ひげ危機一髪のように、顔だけ箱から出して、中を蒸気で満たす感じのサウナですね。
マッサージで溜まった疲れを取るぐらいの癒しはあったんじゃないかと思う。
日本人が珍しいのか最後に記念撮影して、2000ルピー(約3200円)でしたね。
友人は結構満足してたけど、僕はちょっと。。
帰国するまでに、泊りがけで受けるアーユルヴェーダをちゃんと体験しようと決意した1日でした。