ガースー日記

笑ってはいけないネタに惹かれて、昔は黒光り日記、というブログ名でやってました。(大学生のノリでした..)

自分も日本人だったんだなぁと思った瞬間。

今日は日曜だったので、ぼけーっと物思いにふけってました。

基本的に土曜も大学があるんですよね。

だから、お休みなのは日曜祝日ぐらい。

 

日本にいると、日本人であることは意識しませんよね。

当たり前だけど必要ないし。

海外に来て、自分も日本人だなぁと思う瞬間が何度もあったので挙げてみようかな。

 

コミュ障。

日本で留学生と話してると、めちゃくちゃ言われました。

「日本人はShyだ」と。

正直に言うと、僕自身はあまりそういう自覚はなかったです。

うちのラボの留学生は日本人の英語に慣れてて、僕の拙い英語でも理解してくれるんですよね。

 

こっちに来て、Shyという意味が嫌というほど分かりました。

 

相手に何か話題を振ろうとする。

頭の中で英語に変換しようとする。

あれ、〇〇って英語でなんて言うんだ?

ヤバい、分からない、止めよう。

ちーん。

 

ザ・コミュ障。

何度このサイクルで自己完結したか。笑

 

化学の勉強よりも、英語の勉強に時間を割いてますね。

会話表現や単語を調べて、声に出してみたり。

 

僕は基本的に、相手に話をさせるスタンスなので。。

話を理解して質問ができないと会話が続かない\(^o^)/

 

日本人は文法とか間違えることを恐れすぎ!!

と留学生に言われてたけど、その意味を痛感してます。

 

自分を主張できない。

日本の文化は「察する」ことに重きを置いている。

それは、一応理解していました。

 

いわゆる「空気」を読む、ということですね。

個人的には、この文化はあまり好きではなくて。

おかしいと思うことは主張したことも、日本ではあります。

 

けど、インドに来てからは「空気」を読みまくりです。

英語ができないのを理由にしている感じもする。

 

僕が一番お世話になってる友人は、最近プロジェクトの関係で忙しい。

なので、お願いしようにも申し訳なく感じてしまう。

だから、暇なときでいいよ、と「空気」を読んだ発言をして非常に後悔しました。

 

日本から持ってきたスマホが使えなくてですね。

こっちで買いたいと言ってから、1週間以上全く話が進まず笑

なくても生きていけるけど、流石に不便になってきた。

 

自分で何とかしようとする。

小さい頃から、他人に迷惑をかけるな、と教えられ育ってきました。

それはそれで素晴らしいことだと思う。

だから、どうにかして自分で解決できないかを、まずは考える。

それで無駄なエネルギーを使いすぎな感じ。

 

不満があったら言ってくれ!!とは言ってくれます。

だけど、忙しそうだから自重してしまうんですよね。

 

しかも現状として、不満はあるけど何とかなってるというのが。。

だから「大丈夫(嘘)」と言ってしまうことも。

スマホしかり、交通手段としての自転車の件だったり。

 

ユーモアのなさ。

ユーモアって言うと、ジョークを言ったり、相手を笑わせることを思い浮かべますかね?

そこら辺は英語でもなんとか言えてます。

むしろ英語がおかしくて笑われてる可能性もあり。笑

 

最近、イラン人の留学生グループと仲良くなりました。

その時の会話を例に挙げてみようかな。

 

友人「私たち、みんなイランから来たのよ。」

僕「いいね!!けど、僕はここに日本人の友人はいないや。」

友人「私たちがもう友達じゃない!!」

 

正直、めちゃくちゃ嬉しかったですね。

なんでこういうことをサラッと言えるんだろう?

僕が逆の立場だったら、今から友人を作ればいいんじゃない?

とか言いそうなのですごく感激。

 

他には、困ったときに微笑してしまうことも。

けど、それは大体英語が出てこない時なので、めっちゃ思い出そうとする表情をして避けてるかな?

 

行動が一番大事!!だと思ってるのに、こっちに来てから悩んでウジウジしてばっか。

環境が変わっただけで、簡単に自己完結をするように。。

インドには来たけど、行動を起こすことが本当の意味で血肉になっていなかったんだろうなあ。

 

実は、行動を起こすとか、変化を起こす、

ということは生物にとって本来はストレスになること。

 

なぜかというと、

生物的には「新しいことに挑戦しない」というのは理に適っているから。

今いる場所で生きていけるなら、リスクを冒す必要はない。

赤の女王 性とヒトの進化 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
 

本来は「鏡の国のアリス」だけど、赤の女王はこんなことを言っていて。

「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」

赤の女王仮説 - Wikipedia

僕はこの言葉が結構好き。笑

忙しいし、疲れると感じる人もいるだろうけど。

進化するなら、あえてリスクを冒した方が効率が良いと思うんですよね。

 

甘いコーヒーを飲んでリラックスしたり、外人のユーモアに触れたり。

たまにひと休みして、また走り続けたいですね。