将来、頭髪の悩みを無くすかもしれない研究が理研から発表されたよ。ズラはどうなる?
2016年4月1日に、理研から面白い研究成果が発表されたことが話題になってます。
そこでやっぱり気になるのは、ハゲは将来無くなるのか⁉
父親の髪が薄い家系としては、将来的に死活問題になるかもしれないので。。笑
下のリンクが原文ですけど、Openaccessではないので読めない人が多いかも。
論文って、大学とか施設で購読するという形式なので、普通に検索しても読めないことが多いんですよね。そもそも読みたいと思う人も少ないかも。
iPSは専門ではないので、僕がとやかく言うよりも以下のリンクから読まれた方がよいと思います。
こういうのも、ちゃんと原文を読んで、良記事かどうかを見分けられるだけの知識があればいいなぁとも思うのですが。
それと同時に、自分の専門外の分野は他の人に任せて、まずは自分の専門を尖らせるべきっていう考え方もある。
僕がタイトルを付けた理由は1つ。ずばり
iPSの発展によって、かつらメーカーはどうなるのか?
ってことですね。
かつらメーカーより、アデラン○とかにした方が良かったのかなあ。
ブログ始めたばっかで、著作権とか、その辺りの表記に関する知識のなさが浮き彫りになってます。はい。
資本主義社会の宿命ですが、より優れたサービスや商品が出てくると、それまで市場を占めていたモノが駆逐されていきます。
じゃあホントに駆逐されるのかよ?ってことなんですけど、今回の問題は実現可能性があるかどうかに尽きると思います。
iPS細胞の倫理的、社会的な問題に関しては、どちらが正しいとは一概に言えないので、今回は言及しません。機能的な実現可能性のみを考えたいと思う。
ほぼ素人同然の考えでは、iPS細胞を医療に用いる際の問題点の1つは、この細胞の分化を完全に制御しきれるかという点が大きいと思います。
分化というのは、細胞がそれぞれの役割を持った細胞に変化していくことです。
細胞には未分化な状態があって、それが神経や表皮や筋肉へと分化していきます。
その制御に不備があって、ガン化してしまったら元も子もないと思いますし。
他にも問題点があるとは思うのですが、、、もっと勉強します。
それよりも、もし仮にこれが実現した場合を考えてみたい。
どのような影響が考えられるのか。アデランスは潰れてしまうのか?
結論から言うと、そのようなことは無いと個人的には思います。
なぜか。
かつらの方が便利だという場合がそもそもありますよね。
例えば、俳優さんとかが役作りで使う場合。
よりリアルさを求めて、地毛を使う場合も多いと思いますが、特殊な髪型であれば需要はありそうだなぁと思います。
あとは、金銭的な問題。
iPS細胞を使った治療がいくらになるのか、ちょっと分かりませんが。
まだまだ臨床の段階に入っていないものも多いので、かなり掛かりそうですね。
そうなると、治療の第一の選択肢となるのはまだまだ先になるのかなと思います。
また、抗がん剤等の副作用によって、髪が抜けてしまった患者さんがかつらを利用される場合も多いようです。
そうなると、さらに費用が掛かってしまい金銭的な負担が大変そうです。
他にもまだまだ考えられそうですが、以上の理由から、かつらメーカーはiPS細胞の研究が進化しても大丈夫かもしれない。というのが僕の結論になりますね。
個人的には、研究や人工知能の発展によって、人の仕事や生き方がどう変化していくのか、というのは非常に興味があります。
これからも論文や本の紹介を含めて、いろいろ書いていければいいなぁ。
でも僕の専門って有機合成なんですよね。
この化合物の立体選択性が!!とかいろいろ書いた所で、面白く感じる人っているだろうか。。
まあそこら辺は書き手次第だと思うし、論文を読むことを習慣づけたいので。
面白いかは置いといて、自分の力を付けるためにシリーズ化したいなーと内心思ってるので頑張っていきたいですね。
ではでは。