モテたいから「夢をかなえるゾウ」を読んでみた。
この本を読めばモテるか?と言われれば,そんな美味しい話はないでしょう。
本を読むだけでモテるなら,喉から手が出るほど欲しいですね笑
ある程度の年齢を重ねれば,社会的に成功していることが結婚するなら必要。
社会的に成功している=モテやすい
めちゃくちゃ単純にそう考えただけです。男なんてそんなもん。
そのためには,この本の考え方がすごく重要になると思ってます。
モテるためなら,
同作者の「ウケる技術」を読んで行動に移した方が面白そう。
結構読まれた方もいると思われる水野敏也さんの「夢をかなえるゾウ」について,思う所しかなかったので書きたい。
ブログをちゃんと更新しようと思ったのも,この本の影響なので。
個人的には決意表明も込めて。
記載するにあたって少し調べたけど,連ドラやってたことすら知らず。。
一応,簡単にあらすじを説明。
主人公は平凡なサラリーマン。それと関西弁を話す見た目は象の神様,ガネーシャ。
この2人?で物語は進んでいきます。
ある日,泥酔した主人公が「自分を変えたい」とインド土産の置物にやつあたり。
その置物にはガネーシャが憑りついていて,主人公の願いを聞き入れ,翌朝からいくつもの課題を出していくわけですね。
自由奔放なガネーシャに振り回されながらも,夢を叶えるために主人公が課題に取り組んでいく物語です。
まあタイトルから何となく分かるかもしれないけど,自己啓発本です。
書いてあることも,まとめてしまうとそういう類の本なのですが。
実際にいくつか自己啓発本は読んだことはあるけれども,この本はすごく印象に残りました。その理由をセリフを引用しながら,紹介していきたい。
下のセリフは,まだガネーシャに教えを乞い始めて最初の頃のセリフです。
「何ていうんでしょうかねぇ,こう,成功の『秘訣』みたいなものを教えてもらえれば…」
これに対して,ガネーシャはここに書いてあると言い,本棚から評判のビジネス書を取り出します。
最初のうちは衝突し合いながらも,ガネーシャの教えをこなしていく主人公。
自身でも,だんだんと成長している実感が沸き始めます。
そんなときに,主人公を不安にさせる一言をガネーシャがつぶやきます。
「自分,このままやと変われへん,そう思うねん」
なぜ,せっかくやる気になっている主人公を悲しませるようなセリフを,ガネーシャは言ったのでしょうか。
その理由は,一番印象に残った次のシーンで明かされます。
現実を教えた方がいいと考えたガネーシャのセリフから。
「たとえば,自分,今,興奮してるやろ。今度こそ変われるって興奮してるんやろ」
「はい,そうです」
「ほな聞くけれど,自分は何で興奮してんねや」
「それは,変われると思っているからです。変われるという自信があるからです」
この部分は,最初の引用部分と重ねているんじゃないかなぁと個人的には思ってます。
ガネーシャは自分が教えてきたことは真新しくない,本に書いてあることと同じなんだといいながら,本を取り出します。
「自分,この本最初に読んだとき,今と同じように興奮してたんやで。変われると思って自信を持っとった。なんでか分かるか?」
「それは…なぜですか?」
「それはな,本に期待してたんや。『この本なら僕を変えてくれる』そう思うとった。だから興奮してたんやな」
この部分。この部分がすごく心に刺さりました。
主人公は昔インドに行ったことがあって。
その時は,インドという外的環境が自分を変えてくれるんだと期待していました。
しかしながら,あまり変わらなかった。
インドに行くこと自体はアクションだったかもしれないけれど,明確な目的があった訳ではなく,周りの環境が自分を変えてくれる期待。受動的なアクション。
僕がインドを留学先として選んだ理由に,これが無かったわけではないです。
主人公に自分を重ねてしまいました。
話は変わるけど,スーパープレゼンテーションという番組に一時期ハマってました。
TED,と伝えた方が理解しやすい人も多いかもしれない。
単純にすげえ人たちが集まって,めっちゃ面白い話をする。
聞いているだけでわくわくしたり高揚感を覚える。
自分が何かを学んで,少し利口になった気でいる。
「…確かに自分はこうやってワシの話を聞いとる。でもな,今,自分は何かを学んで,知識を吸収して,成長しとる思てるかもしらんけど,本当はな,成長した気になっとるだけなんや。
ええか?知識を頭に入れるだけでは人間は変われへん。人間が変われるのは,『立って,何かをした時だけ』や」
ブログをちゃんと更新しようと思ったのも,ほぼこれが理由。
単純だなぁと笑われるかもしれないけど。笑
何かしら思う所があるフレーズがあったら,紹介できて良かったなあと思います。
あと,行動することが一番大事だと改めて思った理由でもある。
頭でっかちになって,アクションに全然移してないなという感覚は持っていたし。
あとは単純に,研究だけで大学生活終わりたくないなと思ったから。
個人的には,専門を何かしら極めるべきとも考えていて。
そのベクトルとは矛盾しているけれども,今までの自分は無理してなかったし,後悔が無いようにやれることは全部やってしまいたい。
日本の就職活動というレールに乗るならば,来年には改めて就職活動をしなくてはいけない訳で。自分の感覚をクリアに言語化したかった。
研究かビジネスか,はたまた別の生き方を模索するのか。
今持っているもやもやした感覚を言葉で説明できる時が来るのか。
あの時はこんな考えや感覚を持って,決断をしてきたなーというのが振り返れるツールとして,ブログを更新し続ける。少なくとも1年は。
インドに行くことを決断した理由も,日本にいるうちに書いておこう。